江戸幕府によって整備された五街道のひとつ、甲州街道。自転車で走っていると気になるお店がたくさんあるんです。頭の中で覚えておいて、地図と答えあわせするのがサイクリングの定番になってきました。今回は桜上水から下高井戸方面へ上り方面を進む途中にポツンとある小さなお煎餅やさんをご紹介します。
若林煎餅店
若林煎餅店は桜上水駅駅から徒歩10分以内の甲州街道沿いにあります。看板には「製造販売」とありますが、現在は販売のみ行っています。
以前は店内で手焼き煎餅を販売していたそうですが、ご主人の高齢化とともに重たい手焼き機械での製造は負担になってしまいやめられたんだとか。一時はお店を閉めることも検討しましたが、知り合いの煎餅業者から「やめちゃだめ!」と言われて現在もあられを中心に営業を続けているんですよ、とお店の方(きっと奥様・80代!)が話してくださいました。少しの時間でもお店の歴史を伺うことができて嬉しかった!
60年以上続いています
お店は60年以上続いているそうです。昔から変わらないお店の雰囲気に足を止めるひとも多いそうで、私もその中のひとりです。昔の手焼き煎餅時代はどんな風景だったのかなと想像力が膨らみます。お体の続く限りお店を続けていただきたいためにも、しっかりお買い上げしなきゃ!
種類が豊富
のり巻き、あられ、サラダ、豆系など種類も多く、ほとんど1袋270円です。パッケージは透明で何が入っているか一目瞭然。印刷や過度な装飾はなくシンプルで、袋のサイズも同じなので、差し入れやプレゼントにも喜ばれそうですね。
買ってきたのはこの3つ
あられ、のり餅、梅サラダの3つを買ってきました。日本茶を飲みながら食べていきましょう。
小粒のあられはカラカラといい音をたてて、醤油が濃いめで日本茶が進みます!
のり餅は濃色のタレを覆うように巻かれた海苔がパリッとしていて美味!
梅サラダは梅の酸味がアクセント。サクッとふんわりでやみつきになる食感です。他にもたくさん種類があるので、次回は違う3つを買ってこようと思います。おやつに、お酒のおつまみに、みなさんもぜひ自分好みのお煎餅をセレクトしてみてください!