韓国料理の魅力に夢中な今日このごろ。時間を見つけてスープ系の奥深さを(実食に)新大久保でおいしく学んでいます。チゲやクッパを頼むと陶器の鍋(トゥッペギ)でグツグツの状態で運ばれてくる瞬間が大好きな私が今回ご紹介するのは、ホルモンが入った「二日酔いにいい」と言われているスープです。
ヤンピョン ヘジャンク
ヤンピョン ヘジャンクさんは新大久保駅を出て大久保通りをまっすぐ、駅前の喧騒から少し離れた東新宿寄りの場所にあります。ヤンピョン ヘジャンクってどんな意味だろうと調べると、ヤンピョン(楊平)はソウルから車で1時間ほどのアウトドアスポット。ヘジャンクは疲れた胃腸を整え、二日酔いや滋養強壮に効くといわれるスープのことです。地名と料理名のヤンピョン ヘジャンク、新大久保のお店は日本総本店とのことです。
大きな看板が目印
通り沿いには大きな看板があるのと、駅からまっすぐなのでわかりやすいですね。この日は週末のお昼前に伺いましたがすでにお客さんでいっぱいでした!
お店は2階
なんとかタイミングよく待たずに入れてラッキー。お昼時だったのもあり、次から次へと来客が(まだ12時前なのに)。みなさん、階段で待っていましたよ。調べてみると現地・韓国の人に人気のお店だそうで、たしかにお店の中も外もハングルで会話している人が多かったですね(ハングルはほとんどわかりません…)。
店内
このお店にいく前から何を食べるか決めていましたが、改めてお店の壁やメニューを見ると迷っちゃうもんです。
メニュー
街の韓国料理やさんではお目にかかれないメニューが多いですね。メニューをみて「???」となることもしばしば。その中から今回はネジャンタンに決定。
ネジャンタンとは
お店のおすすめNo.1でもあるネジャンタン。ネジャンタンとは、ホルモンを煮込んだスープのことだそうです。お腹に優しく二日酔いによく食べられているんだとか。この日の自分は二日酔いではなかったですが(笑)、韓国のホルモン料理は焼肉や炒め物以外でどんなものがあるんだろう?という好奇心からたどり着いたのがヤンピョン ヘジャンクのネジャンタンでした。韓国でも活躍された日本の某俳優さんも一推しだそうで、お店の外にTV放映されたスクショがガンガン貼られていました(笑)。
ネジャンタンが来るまでパンチャン(おかず)をつまみながら待ちます。客席はお客さんで満席だったので撮影はやめておきました。席数はそこまで多くなく小さめのお店なので、満席になるのも早かったです。ちなみに左下はご飯の入った器で右下はネジャンタンのホルモンにつけて食べるタレです。
ネジャンタン到着!
えごまパウダーがどっさり乗ったネジャンタンが到着。いい感じにグツグツしております。この状態では「赤みがかったスープが少し辛そうで、ホルモンよりもスープが多そうだなー」ぐらいの印象でした。スプーンを入れるまでは…!
いただきます!
ハチノス、ギアラ、センマイなどなど、いろんな部位のホルモンがどっさり入っています。ほんとどっさり。量が多くて食べに来た甲斐がありました!スープもホルモンも旨味がまろやかに出ていて臭みもなく、よく煮込んであるので噛みきれないこともなく食べやすいです。少し辛味がありますが、食欲を増進させてくれる程度なので辛いものが苦手な人でも大丈夫そう。目の前のネジャンタンを攻略すべく、黙々とホルモンと向き合える至福の時間のはじまりです。
ホルモン好きはぜひ食べてみて
スープ系は白米つきで、スープと一緒に食べると止まらないんです。ホルモンの量が多いので、白米とホルモンとスープのペースを考えて食べないとお腹が思いのほかいっぱいになってくるという、嬉しい悲鳴が待ち構えていますよ。スープというよりホルモンの煮込み、ってくらい入ってるよね!とツッコミたくなるほどホルモン好きには嬉しすぎるネジャンタンでした。次回は他のホルモンスープ系も挑戦してみるぞ。
ヤンピョン ヘジャンク
東京都新宿区大久保1-6-12 2F
新大久保駅から徒歩7分 東新宿駅から徒歩5分
東新宿駅から360m
営業時間
11:00~24:00 [ランチ] 11:00~15:00
定休日
第1第3水曜日