ふんわりサクッとした生地にクリームやジャムをはさんだ焼き菓子のブッセ。いろんな和菓子店やスーパーで見かけますよね。オリジナルの商品名をつけて販売しているお店も多く、東京では自由が丘が本店の「ナボナ」は全国的に有名ですが、都内には歴史のある有名店のブッセも有名です。ということで今回ご紹介するのは、菓心たちばなさんの「フレッシュパンセ」です。
千歳烏山が本店の「菓心たちばな」
菓心たちばなさんは世田谷の千歳烏山本店のほか、経堂、赤堤、調布に店舗を置く和菓子店です。以前、チーズせん「花チーズ」をご紹介しています。この時フレッシュパンセも一緒に購入してきました。
フレッシュパンセとは
フレッシュパンセは1962年に発売、来年で60周年を迎えるロングセラー商品です。味は写真のあんずジャムとチーズバターが定番で季節ごとに季節限定の味が2種類入れ替わります。世田谷の喜多見にあるコーヒー店「ビーンズ喜多見」とのコラボブッセも発売中。
ブッセとは
ブッセとは、フランス語で「一口」という意味。日本でよく見るブッセはどらやき程度の大きさがメジャーです。名称は焼き菓子、原材料名はあんずジャム、砂糖、液卵、小麦粉、でん粉、コーンスターチ、膨張剤、ソルビトール、ゲル化材、酸味料が入っています。あんずジャムが原材料名の始めということは、それだけジャムが多めなのかな?
気になるカロリーは?
カロリーは1個131kcal。お菓子やケーキジャンルの中では比較的低いほうです。
ブッセの醍醐味はビスキュイのさっくり感とスポンジのふんわり感を楽しむこと。どんなに味がたくさんあっても、ビスキュイのサクあまさを堪能しないことには始まりません。
この表面のゴツゴツがないとブッセとは言えないですよね。じっくり観察し愛でたあとは、本日のメイン・イベント、カットして中を見てみましょう。
中にはあんずジャム
中のあんずジャムがきれいー。ビスキュイの弾力も厚みもいい感じ。ジャムがぴったりとホールドされていて美しい。
あんずジャムはなめらかなペースト状です。華やかなあんずの香り。ではでは。
いただきます!
食べるごとにあんずジャムの濃厚な甘酸っぱさをブッセの甘みで包み込んでくれています。あんずの旨味が余韻で蓄積されていきますね。食べ終わってからも余韻は続いて、ふかふかのベッドでいい夢みれた〜というぐらい、心地よい味わいでした。なるほど、これはロングセラーで愛される味だよなぁと納得しまくりでした。フレッシュパンセは世田谷みやげにも選定されている銘品。通販もあるので気になったかたはぜひチェックしてみてください。